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Yugaの月記

日記はムリなので月記としての活用を試みています。

白いものを黒いと表現しなければならなくなる呪文

某諸島での衝突事件に関するビデオ映像が無断で公開されたとの話題で持ち切りである。
そもそも事実しか記録されていない映像を何故ナイショにしておかなければならないのか?
と言うのが当初からの疑問だった。

その時から思っていたのが、
映像を見せれば、明らかな違法行為だったのにも関わらずお咎め無しにしてしまった事が問題視されてしまうからではないか?
と言う事だった。

しかし、
秘密にすればするほど憶測が憶測を呼び、かえって混乱を誘う傾向にある事は歴史が証明しているようで、
今回もそれに違わない事態になってきている。


憶測的な書き込みによると、
リークされた衝突後の映像にはかなり恐ろしい状況が収録されている、
と言う話になりつつある。

今回公開されたシーンは2回の衝突に関する部分だったのだが、
実際はこの後に相手船に乗り込み逮捕するシーンがあり、
実はここで日本側に2人の殉職者を出していると言うのだ。

「鉄パイプで殴られた」とか
「そのまま海に突き落とされた」とか
「一人はスクリューに巻き込まれた」とか
「もう一人は銛で刺された」
など凄まじいものがあったと言う書き込みがある。

逮捕する瞬間はどちらも攻撃的になるそうで、
キレイ事では済まない対応をしなければならないのが通常のようだが、
これが事実であればかなり深刻な話だと言う気がする。
が、もちろん真相は判らない。


あと、重傷だった隊員が11月4日に亡くなり、
その人の遺言でビデオ映像をリークしたなんて話もある。

が、これに関してはちょっと信憑性が低い気がする。
今回は衝突シーンの映像のみだったし、
遺言でのリークだったらもっと相応しいシーンがあるのではないだろうか?

別の憶測として、実はリークしたのは政府自身で、
とある法案を無理やり通すための陽動作成だという説。
その法案が通ると、言いがかりをつけるだけで誰でも逮捕可能になるという
国家体制の末期症状的な法案だというウワサのようだ。


もうひとつの説は「このビデオ公開には米国のCIAが絡んでいる」と言うものだ。
現政権は脱米国一遍主義の匂いがプンプンしていて
どうにも米国の利益に反していて都合が悪いそうだ。
確かに現政権になって米国離れが強くなってきていた。
「倒閣」が目的だと叫ぶ人々にはこういう陰謀を主張している人もいるようだった。


ふと思ったのが、今回の一件で誰が一番得をしたのか?と言う事だ。

我々の国は右往左往しているようなのでとても主導権を握っているとは言えないので論外なのだが、
某国についても、「某国脅威論」とか警戒感を持たれてしまっただけであまり得策だったとはいえない。
現時点では、今回の件で一番得をしているのはアジア周辺国への影響力を強化できた米国だと言う気がしないでもない。
もちろん第3国からの完全な企画演出は無理だろうけど、
発生した事態を最大限利用出来た点では勝利者ともいえると思う。

少なくとも、それまでは沖縄にあれほど大規模な駐留部隊は要らないと言う話から、
沖縄基地はあの場所にあるからこそ有効かもしれないと思うようになった訳だし。


さて、憶測ネタはとりあえずそのくらいにしておいて、
何故ビデオ公開を躊躇うのだろうか?と言う事を考えてみる。

公式には「ビデオ公開により外交関係が悪化する」と言う事なんだけど、
そもそも何故、ビデオ公開をすると某国との関係が悪化するのだろうか?
既に拘束と釈放の事実は世界が認識するところであり、
それに関する映像を公開しなかったところで、
それが無かった事にはならないのではないだろうか?

相手国にしてみればこれまで通り
「ほらみろ!日本が我が国の領海内で違法な取り締まりをしているじゃないか!」
と言う持論を繰り返せばよいだけの話なので、
このビデオ映像の公開が相手国の感情を阻害すると言う説明は意味が判らない。

まあ、事件直後に某国メディアは「日本がぶつけてきた!」と散々でっち上げてきたので
それがウソだとバレるのがマズい、と言うのなら少しは理解できるけど。。。。

こうやって考えると、
実は双方のどちらかに人的被害があったのではないか?と推測したくなる気持ちも判る。

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現在、この映像をリークした人物を逮捕しようとやっきになっているようなのだが、
そもそも法治国家である根拠となっている法律を無視して「容疑者を釈放させてしまった」
と言う深刻な事態を引き起こしたのは誰なのだろうか?。
(法律の番人である検察が、既に一般的に認知されている犯罪行為を独自の判断で曲げるなんてあり得ないと思うし)
その証拠映像をひた隠しにしている事自体が公共の利益にそぐわない気がする。

これは組織的に映像を隠し通し異なる事実としてまとめられそうになったので、
真実をリークするに至ったと言う「内部告発」行為ではないだろうか?
そう考えると「公益通報者保護法」で保護されるべき案件なのではないか?と言う気がしないでもない。

もし、この内部告発者が逮捕されたとすると
「領海侵犯・違法漁業・公務執行妨害・停船命令無視・器物破損」でも逮捕しなかったと言う事実ばかりか、
それを明るみに出そうとした内部告発者が逆に逮捕されてしまうと言う、
どこぞの小説にの題材になりそうな、とても深刻な世の中になった事を実感させられる事態になりそうだ。

それ以前に
「不起訴で釈放した時点で事件ではないのでこのビデオは守秘する証拠でも何でもない。ゆえに守秘義務違反にはならない。」
と言う説もあるようだ。

だとすると、
単に「公開しない方針を覆されてメンツをつぶされた」事に対する腹いせに過ぎないともいえそうだ。


某小説で読んだ事があるが、
「世の中を統べるには2つの事だけあればよい、それは公正な税制と公正な裁判だ」
と言う主張は共感出来る。

今の状態はこの2つのどちらも欠いているような気がしてならない。



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